釵は、琉球王国時代には大筑(ウフチク、警察署長)や筑佐事(チクサジ、刑事)などが携帯し、犯人逮捕や群衆の誘導に使われたとされる。打つ、突く、受ける、引っかける、投げる等の技法によって用いられる。
古武術では、釵は基本的に2本1組で使用され、左右の手にそれぞれ持って扱う。
十手のような形をしたものが多いが、中には卍形のまんじ釵と呼ばれるものもある。見た目からよく十手と見誤られる事がある。
釵の型には、津堅志多伯の釵、浜比嘉の釵、北谷屋良の釵、慈元の釵、多和田の釵、浜御殿屋可阿の釵、端多小の釵、湖城の釵などがあり、琉球古武術保存振興会に保存されている。