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「竜馬がゆく」||スポーツ-master.com 【05/29update】

竜馬がゆく wikipedia|無料辞書

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竜馬がゆく』(りょうまがゆく)は、司馬遼太郎の長編作品。「産経新聞」夕刊に1962年6月21日から1966年5月19日まで連載し、1963年から1966年にかけ、文藝春秋全5巻で刊行された。1974年文春文庫発足に伴い全8巻で刊行、単行・文庫本ともに改版されている。
幕末維新を先導した坂本龍馬を主人公とした歴史小説。司馬遼太郎の代表作。世間一般でイメージされる龍馬像はこの作品によって作られたと言える。作品中において「竜馬」と表記されており、「龍」でないのは司馬自身がフィクションとしての彼を描いたためとも言われている。
これまでに、大河ドラマの他、民放各局でも何度かテレビドラマ化されている。とりわけ萬屋錦之介は中村錦之助時代からこの作品の「竜馬像」に惚れ込み、中村玉緒や弟の中村嘉葎雄等と舞台公演をしており、「楽屋訪問」や「打ち上げ」での司馬との写真が遺されている。

◆ 主な登場人物
; 坂本竜馬
: 土佐の浪人志士。勝海舟に師事し、軍艦を手に入れようと奔走する。子供のような一面を残しつつも、つかみどころのない性格をしている。
; 勝海舟
: 幕臣。竜馬の唯一の師匠。
; 陸奥陽之助
: のちの宗光。紀伊藩出身。海援隊に参加し、竜馬の右腕として活躍する。
; 後藤象二郎
: 土佐藩士。竜馬の船中八策を受け入れ、山内容堂に大政奉還を進言する。
; 乙女
: 竜馬の姉。男勝りの性格で、竜馬に与えた影響は計り知れない。
; おりょう
: 竜馬の妻。身寄りのない所を竜馬が保護し、寺田屋に住まわせた。
; お登勢
: 伏見の船宿寺田屋の女主人。竜馬にほれているが、それを表に出さない。身寄りのないおりょうを養女とする。
; お田鶴
: 三条実美に仕える。身分の差を越えて竜馬を愛している。
; 千葉さな子
: 千葉重太郎の妹。女性ながら、北辰一刀流免許皆伝。竜馬に告白し、生涯独身を貫いた。
; 武市半平太
: 土佐藩士。土佐勤王党を結成するが、吉田東洋暗殺の罪に問われ切腹。
; 寝待ノ藤兵衛
: 元盗賊。竜馬の人柄にほれてその使用人のような存在となる。

◆ 書籍情報

◇ 単行本
・ 『竜馬がゆく』全5巻(1963年 - 1966年、文藝春秋)
・ 『竜馬がゆく』新装版、全5巻(1988年、文藝春秋)

◇ 文庫
・ 『竜馬がゆく』全8巻(1974-75年、文春文庫)
・ 『竜馬がゆく』新装版、全8巻(1998年、文春文庫)

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◇ 全集
・ 『司馬遼太郎全集』第3〜5巻(1981年、文藝春秋)

◆ 逸話
この作品は司馬遼太郎の代表作の一つであり、同時に後の龍馬像を確立させた作品である。
また、当時坂本龍馬の誕生日には諸説あったが、この作品で11月15日を使用したため11月15日に龍馬の誕生日が確立したという逸話がある。

◇ ちょうりんぼう事件
1983年9月、京都新聞の広告に「ちょうりんぼう」という差別語が使われ、部落解放同盟がこれに抗議した。京都新聞社は『竜馬がゆく』に使われていた言葉を借用したと釈明したため、解放同盟は司馬を糾弾。同年12月に京都部落解放センターの差別確認会の席へ司馬を出席させた。この席で司馬は「"長吏"と人間の尊厳について」という釈明文を朗読した。ヤジなどで騒然としていた会場は司馬の部落差別に対する批判と明晰な文章によってすぐに静まりかえり、その後糾弾がエスカレートすることはなくなったという。なお司馬は執筆当時、「ちょうりんぼう」が差別語である事は知らず、古い土佐弁で「馬鹿」を意味する罵倒語の一種であるとしか認識してなかったと語っており、差別語の指摘を受け出版社へすぐに該当箇所の削除を申し出ている。

◆ テレビドラマ

◇ 1965年版
1965年4月19日1965年11月22日の21:00〜21:30にMBSで放送された。主演は中野誠也。全32回。

◇ 1968年版
NHK大河ドラマ 主役: 北大路欣也
詳しくは当該項目を参照。

◇ 1982年版
1982年1月2日の午後0時から午後11時53分までテレビ東京12時間超ワイドドラマで放送された。主演は萬屋錦之介。全五部構成。

  スタッフ
・ 原作:司馬遼太郎
・ 脚本:下飯阪菊馬沢島正継岡本育子武末勝
・ 監督:大洲斎松島稔
・ 音楽:佐藤勝

  キャスト