治安とは一般的に国家社会の秩序の状態を言い、これを保持することを治安維持と言う。
国家は治安維持のために
法律を定めて
司法機関・
警察を組織する。治安維持は
自由主義国家(
小さな政府)においても
安全保障と並んで
国家の最低限の仕事としての一つと考えられており、安定した国民生活の前提的な基盤である。治安とは総合的・複合的な現象形態であるため、客観的に捉えることは難しいが、
テロ、
戦闘、
暴動、
凶悪犯罪などが頻発する地域は概して治安が悪いといえるので犯罪発生件数などに示されることが多い。
治安と言ってもさまざまで犯罪発生率や検挙率と言った具体的な数字に基づいたものから、
報道や
口コミなどといった感覚的なものまである。特に報道においては政府を批判する為、危険を煽る為、数字上の治安は悪化していないにもかかわらず事件報道などを過熱させ、まるで治安が悪化しているかの様に錯誤させる事があるので注意が必要である。また警察側でも犯罪が増えているという名目で予算を得るために、不安を煽ることがある。一方、治安が悪化しているのにもかかわらず、あたかも治安が良いように国内外に対して装うこともある。