旧制とは、1947年の
学制改革で現在の
学校教育法に基づく制度が実施される前の制度のことで、旧制中学校・
高等女学校・各
実業学校(
農業学校・
工業学校・
商業学校)はごく一部の特例を除き殆んどは新制
高等学校(中等教育後期課程校)としてそのまま移行したものが多い。後身となった高等学校は、現在も地域の中核校・伝統校とされている場合が多い。但し、移行期の事情や地域性により、全ての地域でそうなったわけではない事に注意。
旧制中等学校は中・上流階級の教育機関として位置付けられていたために、例えば、1935年の旧制中学校、実業学校、高等女学校の進学率は18.5%に過ぎなかった。それでも受験競争は激しく、社会問題化していた。このため、筆記試験の廃止や復活、報告書、口頭試問の実施といった試行錯誤が繰り返された。