春秋時代を経て戦国時代に入ると、周の封建制度が瓦解し、小国は大国に吸収、併呑され各国が領土の獲得に狂奔し、いたるところで侵略戦争が行われていた。しかし、各国は武力での侵略を極力回避した。なぜなら、武力による侵略では勝敗にかかわらず国力の疲労をもたらし、他国に乗ずる隙を与えるからで、
西周、
宋、
衛などの小国はもとより、
秦、
斉、
楚などの大国も、極力、平和的外交手段により打開しようとした。その一方で様々な思想が生まれ、
法家の
商鞅や
儒家の
孔子などの学者、思想家や、また諸国を遊説し外交を論じる
縦横家(または
遊説家)などに活躍の場を与えた。