1968年以降、男子
走幅跳では
ボブ・ビーモンの8m90という大記録が世界記録として君臨していたが、それに続く記録は
ラルフ・ボストンと
イゴール・テルオバネシアンの8m35であった。ビーモン自身も8m35以上跳んだのは
メキシコシティオリンピックの8m90ただ1回、つまり8m35から8m90の間の55cmは全くの未踏地帯として、メキシコシティオリンピック以降70年代前半は推移していた。そこに現れたのがマイリックスで、1977年から8m40、8m50と空白を埋めるかのように自己記録・世界歴代2位記録を更新し続けた。同年代に活躍した
カール・ルイスや
マイク・パウエルの影に隠れがちであったが、彼の自己ベスト8m74は2008年12月現在でも世界歴代5位の記録である。