チーム名のフィリー(Philly)は本拠地フィラデルフィアの略称およびフィラデルフィア市民の通称。ユニフォームは、赤を基調としたストライプのユニフォームで、左袖にも背番号がついている。この袖の背番号はフィリーズ独特のものである。
1883年から存在するメジャーリーグ屈指の古豪であるがワールドシリーズの優勝は
1980年が初めてである。球団創設以来、1970年代後半の黄金時代までは、ほとんどの時期を下位ですごす万年弱小球団だった。シーズン100敗は14回を数え、1930年代から40年代にかけてはメジャータイ記録となる16シーズン連続負け越しを記録している。2007年7月15日、アメリカ・プロスポーツチームでは初となる通算10,000敗を記録した。しかし近年は上位で安定しており、2004年に
シチズンズ・バンク・パークが開場してからは、観客動員数でもメジャーの上位に名を連ねており、人気球団のひとつとなっている。
フィリーズは長年に渡って黒人選手の受け入れを拒んできた。フィラデルフィアの宿舎が黒人選手の宿泊拒否を通告したり、
ジャッキー・ロビンソンがメジャーデビューした時、当時のフィリーズの監督や選手が、「ロビンソンが出場するなら、フィリーズ選手はフィールドに出ない」と発言し、大きな波紋を呼んだ。フィリーズで黒人選手がデビューしたのはロビンソンがデビューしてから10年後の1957年のことで、ナショナル・リーグで最も遅かった。
マスコットはフィリー・ファナティックという緑色の架空の生き物で、メジャーでは最も有名なマスコットの一人である。キャラクター製作は『
セサミ・ストリート』を手がけたハリソンエリクソン社。1978年4月25日、何の予告もなく何気なくスタンドに現れて以降、お茶目でいたずら好きなパフォーマンスが人気を呼び、フィリーズのマスコットとして愛され続けている。
広島東洋カープのマスコットである
スラィリーも同じ会社の製作ということもあり、外見が酷似している。