トライアスロン wikipedia|無料辞書
トライアスロン (triathlon) とは一般的には3種類の競技からなる
スポーツ競技のことであり、現在では専ら
水泳・
自転車・
マラソン(スイム・バイク・ラン)をこの順番で連続して行う競技のことを指す。
ギリシャ語で数字の
3を意味する接頭辞
tri- に「競技」の意味の
athlon を合成して命名された。
◆ 歴史
1977年、
ハワイの
海兵隊員達が酒の席で、「
マラソン、
遠泳、サイクル
ロードレースのどれが最も過酷か」と議論。競技特性が全て違うのだから比較のしようがなく、「この際まとめてやってみよう」という事で考え出された耐久競技。翌
1978年に、ハワイで最初の主要な大会である
アイアンマン・トライアスロンが行われた。このレースは競技時間が8時間を越える過酷なものであり、鉄人レースとしても知られている。現在では世界各地で多数のアイアンマン大会が、ハワイ島で行われる世界選手権の予選として開催されている。
1981年日本国内では、1981年8月
鳥取県米子市にある皆生温泉旅館組合の若手経営者達が日本初となる皆生トライアスロン大会を開催した。これ故、皆生大会は日本トライアスロン競技の聖地と呼ばれるようになった。
1982年に各種データからみてバランスのとれた距離、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのトータル51.5kmが設定された。オリンピック・ディスタンスと呼ばれるこの51.5kmは現在、世界選手権をはじめ世界のトライアスロン大会の85%以上を占める。また、
2000年の
シドニーオリンピックから正式種目となった。
2007ITUワールドカップ・エイラート大会で男子の
田山寛豪選手(チームテイケイ)が日本選手最初のワールドカップ優勝を成し遂げた。
◆ トライアスロンの種類
; ITU
; アイアンマン・レース
・ トライアスロン101
・ スイム 1.86マイル - 3.0km
・ バイク 80.6マイル - 130km
・ ラン 18.6マイル - 30km
・ 合計101.06マイル - 163km
・ アイアンマンレースで、17時間の制限時間以内に完走すると“アイアンマン”(
鉄人)の称号を受けられる。
◆ トライアスロンのルール
・ バイクパートでは、通常の自転車レースに見られる集団走行、他人を風よけに使っての走行は一般に禁止されている。
・ トライアスロンでのトラブルの多くは、ドラフティングによる失格判定の問題である。ルールを明確化するためいっそのことドラフティングを認める方が良いという意見もある。しかし、ドラフティングを許してしまえば、スイム・バイクでは集団に着いていく力さえあればそれ以上の能力は不要。ランだけで勝負が決まることになるとの批判も多い。
・ ただし、エリートレースにおいては、ドラフティングが解禁されているものが多い。
・ 第三者の手を借りてはならない。
・ パンクやメカトラブルも自分で対応・処置しなければならない。
◆ 世界の主な大会
◇ 世界選手権
世界選手権(ITUワールドチャンピオンシップシリーズ)はトライアスロンの世界最高峰に位置づけられ、2009年は世界8ヶ国を転戦する。
◇ ワールドカップ
ITUトライアスロンワールドカップは、世界選手権に次ぐシリーズ戦。2009年は世界5ヶ国を転戦する。
◇ アイアンマン
アイアンマン・トライアスロン・ワールドチャンピオンシップがハワイで開催されており、全世界の予選会の上位入賞者が参加権を得る。
◆ 日本の主な大会
◇ トライアスロン
ジャパンカップのランキングイベントとランキング対象外のイベントとに分けられる。ランキングイベントとランキング対象外イベントが同時開催されることも多い。また、ランキング対象外イベントの単独開催もある。各
地方内でサーキット戦も行われている。
ランキング対象外イベントの中では、日本トライアスロン発祥地の
鳥取県・
皆生温泉周辺で行われている大会、および、
国民体育大会が著名である。
ジャパンカップ
2009
NTTトライアスロンジャパンカップは、ベースポイントが高い方から S、A、B、C の4つのカテゴリーに分かれ、年間合計9大会が行われる。
Sカテゴリーは、ITUワールドチャンピオンシップシリーズ()の1つで、獲得ポイントは国際的なランキングにも使用される。Aカテゴリーは、日本において伝統的に国内最高峰大会に位置づけられてきた大会で、開幕戦(石垣島大会)と最終戦(東京港大会)にて行われる。石垣島大会は、の1つでもある。東京港大会は
日本選手権にあたる。Bカテゴリーは、その他の日本国内における国際大会であり、
アジア18ヶ所を転戦するITUアジアトライアスロン大会のシリーズ戦に含まれている(東京港大会以外のSおよびAカテゴリーもアジアのシリーズ戦に含まれる)。CカテゴリーはJTUによる国内大会である(大会名に「国際」が付いているが、ITU国際大会ではない)。