古代ギリシアの
陸上競技は1スタディオンの直線コースで行われており、1スタディオン以上の競走はコースを往復した。
競技場もスタディオンを基準として設計されたことから「
スタジアム」という言葉が生まれた。競技場のスタートとゴールのラインが石で作られていたため、今日でもその遺跡からスタディオンの長さを知ることができる。それによれば、
デルポイや
アテナイでは178 m、
エピダウロスでは181.30 m、
オリュンピアでは192.27 mと、地域によってスタディオンの値が異なっていた
[フェレンス・メゾー(大島鎌吉訳)「古代オリンピックの歴史」、ベースボール・マガジン社、1973年、p. 48.]。