もともと、南アメリカや
オセアニアの人々はクロールに近い泳ぎをしていた。18世紀において
インディオが非常に速く泳いでしばしばヨーロッパ人を驚かせていた。これが泳法の違いとして認識されるのは、18世紀後半からで、
アーサー・トラジオン(John Arthur Trudgen)が、南アメリカに旅行した際に見た原住民の泳ぎにヒントを得、平泳ぎのように同時ではなく、片方ずつ腕を掻く泳法によって、平泳ぎよりも速く泳げることを見出した。また、オーストラリア原住民がカエル足ではなく、バタ足で泳いでいるのを見たキャビル(Richard Cavill)によって
トラジオン・ストロークが改良され現在に近い泳ぎとなった。