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「オープンソース」||スポーツ-master.com 【05/24update】

オープンソース wikipedia|無料辞書

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オープンソースとは、ソフトウェア著作者の権利を守りながらソースコードを公開することを可能にするライセンス(ソフトウェアの使用許諾条件)を指し示す概念である。
[外部リンク] History of the OSIによれば、1998年2月3日に、パロアルト (カリフォルニア州)において、Netscapeブラウザのソースコードをどのような形で公開していくかという戦略会議の中でつけられた新たな用語であると説明されている。またオープンソースに関する本 "Open Sources: Voices from the Open Source Revolution" にも、マーケット向けのプロモーション用語として使う新しい言葉“オープンソース”を作り出したとある。

◆定義
Open Source Initiative (OSI) による定義である "The Open Source Definition(OSD)" によればオープンソース・ライセンスの要件として、以下のような基準を挙げている。
# 自由な再頒布ができること
# ソースコードを入手できること
# 派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること
# 差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもかまわない
# 個人やグループを差別しないこと
# 適用領域に基づいた差別をしないこと
# 再配布において追加ライセンスを必要としないこと
# 特定製品に依存しないこと
# 同じ媒体で配布される他のソフトウェアを制限しないこと
# 技術的な中立を保っていること
詳細は[外部リンク] オープンソースの定義を参照

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日本語ではソースコードが無償で公開されていることを基本とした様々な定義(のライセンス)に「オープンソース」という表現が使われている、またはそのように判断されている場合が多い。(例:JRA-VANの[外部リンク] 馬吉ソース公開版等。厳密な意味ではオープンソースとは呼べず、ソース公開版と名乗っている。)

◆ フリーソフトウェアとの関連
オープンソースの原型となった概念として、フリーソフトウェア(自由なソフトウェア)を無視することはできない。
・ ソフトウェアライセンスとしては、オープンソースなソフトウェアはフリーソフトウェアの一部のようにも見える。事実、フリーソフトウェアライセンスの代表格である GPL は OSD を満たしている。
・ OSI は、オープンソースとは社会をフリーソフトウェアに向かって導くためのやり方だと説明している。
・ しかし、フリーソフトウェア財団は、オープンソースは「自由」の思想を含んでいないという点でフリーソフトウェアとは決定的に異なるとしている。
創始者の1人であるエリック・レイモンドによれば、オープンソースはフリーソフトウェアに付きまとっていた否定的な印象を払拭するための、「製品の再ブランド化を図る」[外部リンク]http://www.oreilly.co.jp/BOOK/osp/OpenSource_Web_Version/chapter15/chapter15.htmlためのものであった。
ソフトウェアがフリー(自由)であるということは、ソフトウェアを自由に改良していくことを望むハッカーや、そうして改良されたものを利用する消費者の利益となるのみではない。ソフトウェア関連産業の企業にとっても有用な戦略になりうるものとされている。Red Hat の成功や IBM のオープンソースへの投資はその象徴としてしばしば言及される。
しかしながら、1997年当時、フリーソフトウェアというものに対する経営者や投資家の印象は必ずしも良いものではなかった。1つには、「フリーソフトウェア」という言葉が「無償のソフトウェア」という意味と紛らわしく、ビジネスには無償という考え方は馴染まないということがあった。もう1つには、フリーソフトウェア運動を進める中心的な存在であるフリーソフトウェア財団 (FSF) がフリーでない(プロプライエタリな)ソフトウェアに対して攻撃的であったことや、その「コンピュータのユーザは、何の制約も受けずにソフトウェアを他人と共有できるべきなのである」[外部リンク]http://www.oreilly.co.jp/BOOK/osp/OpenSource_Web_Version/chapter05/chapter05.htmlという主張が共産主義的だとされたことがある。
しかし、現実的に、フリーソフトウェアというアイディアを広めるためには FSF の努力は逆効果となっていたという。そこで、過去の印象から切り離して企業にも広く浸透するようなイメージ改善を図るために、新たにオープンソースという言葉が生み出された。そこでは敢えて自由という点を強調はせず、むしろ「ソースコードを公開するとどういうメリットがあるか」が関心の中心である。
この方針は一定の成功を収めオープンソースという概念の浸透をもたらしたが、自由を強調しないという点はフリーソフトウェア運動の支持者からの攻撃の的となりがちである。また、オープンソース創始者の1人ブルース・ペレンスは1999年2月17日、オープンソースが既に成功を収めたこと、そしてオープンソースがフリーソフトウェアから離れすぎていることを挙げて「今こそフリーソフトウェアについて再び語るべきときだ」と述べた。[外部リンク]http://www.yamdas.org/column/technique/ITTTAFSj.html

◆オープンソース運動の歴史
コピーレフト思想に基づいたフリーソフトウェア運動は1984年にアメリカで始まった。ソフト開発技術者のリチャード・ストールマンはソフトウェアは特定の国・企業・団体・個人の所有物ではなく、人類の共有財産であり、誰でも開発・供給に参加でき、誰でも自由に使用できるものという理念に基づいてコピーレフト理論を提唱し、フリーソフトウェア財団GNU Projectを設立し、フリーソフトウェアの開発・普及運動を開始した。
オープンソース運動は1998年にアメリカで始まった。マイクロソフトのInternet Explorerとの競争でシェアが低下したネットスケープコミュニケーションズのブラウザNetscape Navigatorの建て直しプロジェクトで、製品の機能・品質の向上とシェア回復のために、技術者の参加を募集する方法、誰でも開発・供給に参加できる理念として、エリック・レイモンドブルース・ペレンズが提唱・開始し、後にOpen Source Initiativeが具体的に定義した開発スタイルである。
2000年代の最初の10年間である現在では、オープンソース、オープンテクノロジーによる製品開発・ビジネスモデルはコンピュータ業界だけでなく様々な分野で、非営利組織、営利企業、国・自治体の議会・行政機関の連携により普及が進行し、クローズドソース、プロプライエタリソフト・テクノロジーによる製品開発・ビジネスモデルからオープンソース、オープンなテクノロジーによる製品開発・ビジネスモデルへの変革・転換が進行中である。2007年現在では、世界の多くの国において、多種多様な分野で多種多様なオープンソース、オープンテクノロジー・ビジネスが開発され供給され普及し使用されている。
オープンソース、オープンテクノロジー・ビジネスによる製品・システム・サービスの開発・供給・消費を積極的に推進する非営利組織・企業は世界中に存在するが、本部・本社がアメリカに所在する事例、主要な開発者・供給者、消費者・利用者がアメリカに所在する事例が多く、オープンソース、オープンテクノロジー・ビジネスによる製品・システム・サービスの開発者・供給者・消費者は、2007年の時点では発祥地であるアメリカが中心地である。