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「インディ500」||スポーツ-master.com 【05/23update】

インディ500 wikipedia|無料辞書

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Indy 500(1994年)
インディアナポリス500マイルレース (Indianapolis 500 インディアナポリス500 インディ500とも呼ぶ) は、アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス市近郊のスピードウェイにあるインディアナポリス・モーター・スピードウェイで毎年5月の第4週(メモリアルデー・ウィークエンド)に開催されるアメリカンモータースポーツの代表的レースである。

◆ 概要
Panoz G-Force GF09B(2004年優勝のバディ・ライスのマシン)
1周2.5マイルのオーバルコースを200周、走行距離500マイルで争われる。第1回開催は1911年F1モナコGP(年によってはモナコGPと同じ日に開催されることがある)、ル・マン24時間レースと並び世界3大レースのひとつ。
かつては世界選手権という体裁を整えるためにF1の一戦として組み込まれていたが、F1ドライバーからの参戦は少なく、ほとんど名目上のものであった。1996年以降はインディカー・シリーズの最大イベントレースとして組み込まれ40万人の観客を集めるビッグイベントとして存在している。
1960年代までのインディ500は、自動車の異種格闘技的な要素があり、様々なエンジン、様々な駆動方式が参加可能であった。1952年ポールポジションを獲得したターボディーゼルエンジン搭載のカミンズ・ディーゼル・スペシャルや1967年1968年に登場したガスタービンエンジン搭載車が有名である。格好はF1マシンに類似しているが、F1マシンに比べ安定性は低いが最高速重視の設計がなされている。
上記の理由などもあり、毎年事故が多発するレースとしても知られている。特に、死亡事故は1964年のデイブ・マクドナルドエディー・ザックス、1982年のゴードン・スマイリー、1996年のスコット・ブライトンなどがあるが、詳細はを参照。
小さなサポートイベントなどを含めると約1ヶ月にわたって行なわれること、予選グリッドの決め方が独特であることや、レース優勝者がミルクを飲むことになっているなど(下述)、他のレースと異なる「伝統」を持ったレースである。また、準優勝者(二位)には「最も速かった敗者」の称号が与えられる。また、決勝の順位ごとに賞金が与えられるほか、「決勝1周目をトップで通過したドライバー」、「最後に予選を通過したドライバー」など、通常では考えられないケースのボーナス賞金が多々ある。

◆ 予選方式
予選方式は何度か変更されているが、現在はおおむね以下の方式によって4日間で行なわれている。
ただし、雨が降れば中止になるため、予選日程は短縮される。(中止になった分も含めてその日の予選順位を決める)
ドライバーは1日につき3回アタックが可能。1台ずつ、一回り目は抽選により決定されたアタック順によりアタックする。1回のアタックにつき4周スピード計測を行ない、その平均スピードで予選順位を競う。また、アタック途中で予選スピードが遅いと判断した場合は1日につき2回まで途中で中止する事ができ、このアタックはアタック回数にカウントされない。これを「ウェーブ・オフ」という。
なお、予選時間(1日につき6時間)中で予選アタックを行なうドライバーがいない時間帯については、すでに予選を通過しているドライバーも含めて周回数に制限の無い練習走行ができる。

◇ 予選1日目(ポール・デイ)
5月2週目の土曜日に行なわれる。予選1位(ポール・ポジション)〜11位までを決める。11人以上タイム計測をした場合は、11位の選手を上回るタイムを記録した選手がいた場合、それまでの11位の選手は11人の枠から弾き出され、そのままではこの日の時点では予選通過ができないため、残りのアタック数がある場合再走行を強いられる事になる。1人でも自分よりいいタイムを出されると予選を通過できないドライバーのことを「オン・ザ・バブル」という。

◇ 予選2日目
5月2週目の日曜日に行なわれる。予選12位〜22位までを決める。ポール・デイで11位までは決まっているので、2日目にポール・デイで予選を通過したドライバーを上回るスピードを出しても、12位より上の予選順位は獲得できない。(それ以降の予選日についても同様)

◇ 予選3日目
5月3週目の土曜日に行なわれる。予選23位〜33位までを「いったん」決める。チームとしてエントリーしていれば、ドライバーをあとで決めたり、交代させる事も可能であるため、この日にはじめて予選アタックをするドライバーもちらほらと登場する。この日でフルグリッド33台までが埋まる事になるが、後述するバンプ・デイを控え、特に33位に近いドライバーにとってはこの日に通過した予選順位はあくまでも「暫定」でしかない事が多い。

◇ 予選最終日(バンプ・デイ)
5月3週目の日曜日に行なわれる。予選通過をかけた最後のチャンスであり、予選通過・予選落ちを巡ってのドラマが毎年展開される。
3日間の予選の総合で(予選順位に関係なく)予選通過スピードがもっとも遅いドライバー(現在の方式では殆どの場合、暫定予選33位のドライバー)がまず「オン・ザ・バブル」となる。その後、オン・ザ・バブルのドライバーよりスピードが上回るドライバーがオン・ザ・バブルのドライバーを弾き出していく(「バンプ・アウト」)形となる。少し方式が複雑になるため、以下第92回(2008年)のバンプ・デイを例として示す。
#バンプ・デイの開始時点では前日の暫定予選33位のロスがオン・ザ・バブル(以下OTBと表記する)。(スピードはマイル単位)

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#:31位 ロジャー安川218.010
#:32位 バディ・ラジアー217.939
#:33位 マーティー・ロス215.506←OTB
#A.J.フォイト4世がロスのスピードを上回り、ロスをバンプ・アウト。スピードは安川、ラジアーを上回るものの、前日記録された予選順位より上はいけないため、フォイト4世は33位の位置となる。ただし、OTBは全体でもっとも遅いドライバーとなるため、ラジアーがOTBとなる。
#:31位 ロジャー安川218.010
#:32位 バディ・ラジアー217.939←OTB
#:33位 A.J.フォイト4世219.184
#ロスがラジアーを上回るスピードを記録し、ラジアーをバンプ・アウト。OTBは安川に。
#:31位 ロジャー安川218.010←OTB
#:32位 A.J.フォイト4世219.184
#:33位 マーティー・ロス218.965
#ドミンゲスが安川を上回るスピードを記録し、安川をバンプ・アウト。そのドミンゲスは予選を通過できる位置とはなったもののOTB。
#:31位 A.J.フォイト4世219.184
#:32位 マーティー・ロス218.965
#:33位 マリオ・ドミンゲス218.620←OTB
#ラジアーがドミンゲスを上回るスピードを記録し、ドミンゲスをバンプ・アウト。当日記録したロスのスピードも上回ったため、ロスがOTB。
#:31位 A.J.フォイト4世219.184
#:32位 バディ・ラジアー219.015
#:33位 マーティー・ロス218.965←OTB
その後アタックした安川はロスのタイムを上回れず、ドミンゲスも2周目の計測時にクラッシュ。最終的にこの順位で確定した。

◆ 歴代優勝者