イタリア人のアメリカへの移住は1880年代から始まり、そのピークは1900年頃から
第一次世界大戦の1914年頃までといわれる。1978年には約530万のイタリア系
移民が合衆国に居住していた。彼らの1/3はアメリカで稼いだ後祖国イタリアに帰省するつもりであったが、第一次・二次大戦の影響などでその多くが結局米国に留まることになった。他の
白人移民;
イギリス系・
アイルランド系・
ドイツ系に比べてイタリア系移民は少数であり、現在合衆国の人口全体の約5.6%の1500万人ほどである。
イタリア系アメリカ人は自己の文化を保ちながら仕事・生活に従事する為、同郷者同士での結束を大切にした。その結果
リトル・イタリーと呼ばれる街が随所に出来上がったが、他の
白人(特に
ドイツ系・
イギリス系・
フランス系など)移民に比べ仕事・収入が限られていたことなどもあり、大抵は
スラム化していた。過密気味のスラム街は、騒々しく不衛生で病気が蔓延していた。当初イタリア系アメリカ人たちは、貧乏・怠け者・汚らしい・無学という
固定観念で見られがちだった。